なにわの怪談師 れんれんの怪談ブログ

オリジナルの怪談や都市伝説、不思議な話を発信していきます。

短編怪談 #116「寝室で」

これは、僕の知り合いが 実際に体験したお話です。 その方を仮に松井さんとします。 松井さんは現在マンションの8階で 一人暮らしをしているそうで、 そのマンションでの出来事が すごく不気味だったので 話させてください。 ある日、松井さんは 仕事から帰…

短編怪談 #115「夜の道で」

これは、僕の知り合いの 刈谷さん(仮名)が体験したお話です。 刈谷さんの家は ひと気のない町外れにあるのですが、 そういう場所は、街灯もほとんどなく 夜になると明かりなしでは前が見えません。 ある日、刈谷さんが 仕事から帰り、 駐車場で車を停めて…

短編怪談 #114「後ろにいる」

これは、知り合いが体験した話です。 仮にその方をユミさんとします。 ユミさんは毎日夜遅くまで働いていて 仕事が疲れた日は帰り際に 都会までドライブすることが多いそうです。 そんなユミさんは ある日、都会に飽きたと感じ 「たまには山のほうに行ってみ…

短編怪談 #113「お祓い」

これは霊感の強い僕の友人 ゆーたろーくんから聞いた話です。 彼には姉がいるのですが その姉がある日、 「お祓いに行こう」と 言い出したそうです。 なぜなのか、 理由はよく分かりませんでしたが 姉もかなり霊感が強い体質のため 何か理由があるのだろうと…

短編怪談 #112 「夢と現実」

これは、霊感の強い ゆーたろーくんから聞いた話です。 ある日彼が見た奇妙な夢がきっかけでした。 びしょ濡れの人の目線で その夢は始まります。 その人が誰なのかは分かりませんが びしょ濡れのその人は ゆーたろーくんの家の 近くの公園を歩いていました…

短編怪談 #111「予知」

これは、霊感のある 知り合いが教えてくれた 生き霊に関する話です。 彼はある日、自身の会社にいる 今井さん(仮名)という女性の方が その彼氏と車で事故を起こして死ぬという なんとも気味のわるい夢を見ました。 日頃の経験から、 何かしらの悪いものが …

短編怪談 #110 「生きていたとき」

知り合いが教えてくれた話です。 仮にエミさんとします。 エミさんは数年前に 奇妙な体験をしました。 それは、合コンである男性と 出会ったことから 始まりました。 周りが盛り上がる中、 エミさんは隅の方で静かにしている ひとりの男性が気になりました。…

短編怪談 109「地震があった日、音のない世界」

これは 霊感の強い友人 ゆーたろーくんが体験した 不思議な話です。 いつの日か、 大阪に大きな地震が来たことが あったの覚えてますか? (阪神大震災より後の話) その時にこんなことがあったそうです。 当時ゆーたろーくんは 出かけていて電車に乗ってい…

短編怪談#108 「赤い人」

霊感の強い友人 ゆーたろーくんのお話です。 彼のお話は リアル体験ならではの オチのない…というより 終わりのないものが多く 物語が好きな人には 少し物足りないかもしれません。 これもそんな オチの一切ないお話です。 最近彼は、 細身で若い女性の霊を…

短編怪談 #107 「予知する生き霊」

これは毎度お馴染み 霊感の強いゆーたろーくんから 聞いたお話です。 彼は本当に経験が多くて 飽きません。(笑) 彼は福祉関係の お仕事をしているのですが、 ある日のことです。 その日は休みのはずの 利用者さんが ベッドにうつぶせで寝ていたのです。 ゆー…

短編怪談 #106「同じ動きをする」

毎度お馴染みの ゆーたろーくんから聞いたお話です。 彼は福祉関係の お仕事をしているのですが そこでは色々な霊を見るそうで 「この前見た霊が 面白かったよ」 と教えてくれた話があります。 それは彼の上司に 憑いていた?と思われる霊で 姿はおじいさん…

短編怪談 #105 「記憶しかない話」

僕の友達、ゆーたろーくんのお話です。 彼は霊感があるのですが この体験は 彼の持つ霊感が関係している話とは 少し違って 彼の「記憶」にまつわる 不思議なお話です。 彼は小さい頃の記憶で どこかの部屋で法事を行っている際に 当時仲が良かった子と かく…

短編怪談 #104 「はっちゃんが見た木彫り人形」

僕の知り合いで はっちゃんという人が居ます。 50代のスケベなおじさんなのですが その方が昔に体験した 不思議な話を聞いたので そのお話をしたいと思います。 はっちゃんとその友人数人が 友人の自宅で呑んでいたとき、 酒が無くなり はっちゃんと友人、ふ…

短編怪談 #103 「留守番中の訪問者」

これは霊感の強い ゆーたろーくんから聞い話です。 ゆーたろーくんは ある休みの日、 母親に「宅急便届くから家おって」 と言われたので 留守番をしていました。 特にやることもないので 家でゴロゴロしていると、 ピンポーン インターホンが鳴りました。 本…

短編怪談 #102 「満員電車の隙間の正体」

毎度お馴染み 霊感の強いゆーたろーくんのお話。 その日、ゆーたろーくんは 用事で電車に乗っていたそうです。 電車内の席は そこそこ空いてたらしいのですが 彼は席に着かず 立って乗っていたそうです。 ふと前を見ると 自分と同じように 立ってる女性が 居…

短編怪談 #101 「赤いワンピースの女」

これは、僕のSNSのフォロワーさんから いただいたお話です。 登場人物は メッセージをくださった「シンジさん」 当時の恋人である「ナギサさん」のお二人と 共通の先輩である「オオカワさん」 そしてそのお父様の四人です。 ※お名前は全て仮名です。 シンジ…

短編怪談 #100 「お姉ちゃんがあの世に誘われた」

これは霊感の強い友人 ゆーたろーくんのお話…ではなく そのお姉さんのお話です。 ゆーたろーくんの お姉さんは高校生くらいの頃 かなり頻繁に霊が見える体質でした。 最近は会ってないのでわかりませんが 当時はよくそういった話を ゆーたろーくん伝いに 聞…

短編怪談 #99「憑いてる人見える人」

これは霊感の強い ゆーたろーくんから聞いた話です。 ゆーたろーくんは 現在、福祉施設で 働いているのですが、 あるとき、同僚の女性が 自分にはおじいさんが憑いている。と ゆーたろーくんに相談してきました。 なんでも その方は霊が見えるらしく 自分に…

短編怪談 #98 「お兄さん、次ですよ。」

これは霊感の強いゆーたろーくんが 体験した不思議な話です。 ある日、ゆーたろーくんは 用事で電車に乗って 大阪の高槻駅というところに向かいました。 ゆーたろーくんの住む駅から 高槻駅までは だいたい40分くらいかかるのですが、 前日の夜にお酒を飲み…

短編怪談 #97 「良くないことが起こる前に見る夢」

これは霊感の強い僕の友達 ゆーたろーくんが体験したという かなり不気味なお話です。 彼は幼稚園の頃から数年間に 同じような夢を見ることが多かったそうです。 そして、その夢を見た次の日には 必ず良くないことが 起きたそうです。 その夢はゆーたろーく…

短編怪談 #96 「林の中の兵隊」

これは霊感の強い僕の友達 ゆーたろーくんが体験したというお話です。 ゆーたろーくんは現在、 社会人なのですが 会社の人たちも 彼の霊感のことは 薄々気付いていました。 ときどき何もないところで 何かを避ける動作をしたり 誰もいないところをじっと見て…

短編怪談 #95 「前世に迷い込んだ自分」

これは霊感の強い僕の友達 ゆーたろーくんが体験したという 不思議な話です。 数年前のある日 ゆーたろーくんは 当時付き合っていた彼女と ドライブデートをしていました。 その日はゆーたろーくんの体調が あまり良くなかったため 運転は彼女がしてました。…

短編怪談 #94 「殺される夢」

霊感の強いゆーたろーくんから聞いた話。 みなさん、寝ている間に夢って見ますよね。 怖い夢、楽しい夢、美味しい夢… ある研究によると、ほとんどの人は夢を見ても その内容を翌朝には忘れているそうなんです。 なので実際は毎日見ていても 見ていないように…

短編怪談 #93 「トンネルのおばあさん」

これは僕が昔していたバイトの先輩KDが体験した話です。 KDは普段、車での移動が多いのですがその日は珍しく徒歩でした。時間は夜中の1時〜2時。大阪のJR某駅にある地下トンネルを歩いていたKDはふと後ろに気配を感じました。しかし振り返っても誰も居ません…

短編怪談 #92 「初めて霊を見た日」

これは霊感の強いゆーたろーくんが 初めて霊を見た日の出来事です。 地元に小さな本屋さんがあるのですが そこのすぐ近くに交差点があるんですね。 当時19歳くらいのゆーたろーくんは 電車で仕事に行っていて 交差点は通勤ルートの一部でした。 ある日交差点…

短編怪談 #91 「いざなう日本人形」

霊感の強いゆーたろーくんの話。 ゆーたろーくんは 実家暮らしで、すぐ近くに 祖母の家があります。 祖母の家にはよく遊びに行くのですが 心地が良いのでよくそのまま昼寝をするんです。 ある日祖母の家で いつものように昼寝をしていたら 突然金縛りに遭い…

短編怪談 #90 「書に込められた想い」

皆さん、書道されたことありますよね。 僕はそれを生業としている人間で、 まぁたまに怪談師として イベントに出演したりしますが 基本的には書を売って それでお金をいただいて 生活しています。 そんな書に関する ちょっと不思議な話を聞いたので 今日はそ…

短編怪談 #89 「泰三のイタズラ」

これはある居酒屋の店長から聞いた話です。 店長の泰三さんは 若いときヤンチャで 友達と夜遊びばかりしていたそうです。 ある日、話の流れで 心霊スポット行こうぜ!ということになり 男8人、車二台で行くことに。 場所は大阪の某廃病院。 そこは当時の面影…

短編怪談 #88 「なんか憑いてる?」

本日は僕のお話で ちょくちょく出てくるゆーたろーくんが よく体験するというお話です。 ゆーたろーくんは 19歳を越えた辺りから 霊感に目覚め、それからというもの 日常的に霊体験をしているそうなのですが そんな体質の人によく付きまとうのが 「自分には…

短編怪談 #87 「さっきのお兄さんは?」

これは霊感の強い ゆーたろーくんのお話。 ゆーたろーくんは お酒が好きでよく1人で 飲みに行くらしいのですが 普段から霊感の強い彼は酔うと 今目の前にいる人が 生きている人なのか 死んでいる人なのか 分からなくなるそうです。 普通に会話したり 一緒に…